[朝の法則 1]
深夜のキスは性欲。朝のキスは愛
男性も女性も好きな相手とキスをしたくなるのは当然だが、キスについて求めるものは少し異なっている。特に、深夜のキスには男女の意識の違いが出る。
女性の場合、心がつながっているという揺るぎない安心感があふれ出すことで男性とキスをしたくなる。セックスはその延長線上にあるにすぎないので、キスができればセックスがなくても男性ほど深刻なモヤモヤを溜め込みづらい。
一方、男性が深夜にキスをするときは、ほぼセックスをしたいときと考えて差し支えない。キスをしないと女性がその気にならないから、キスをしているだけのことである。
これに対して、朝のキスは愛である。新婚夫婦や同棲し始めたばかりのカップルのように、男性が「行ってきます」のキスをしてくるなら、心から相手を愛おしく感じていると考えてよいだろう。
つまり、女性が望んでいる心のつながりを表すキスは、深夜のキスではなく、朝のキスと言えるのである。
もちろん、深夜にキスを迫られるということは、それだけ女性として魅力的なのだから、それはそれで自信を持っていい。しかし「深夜はキスをしてくるのに、朝はしてくれない」という場合には、注意が必要である。
女性は愛されるために自分自身の魅力を磨こう。肉体的な魅力はもちろんのこと、本を読むなどして内面も成長させる必要がある。男性心理についての勉強も必要だろう。
一方、男性は「朝はキスする気にならない」なら、その女性が本当に大切な人かどうかを考えてみよう。性欲だけで愛がない可能性がある。
相手が本当に愛おしいかどうか、相手との交際が自分に必要なものかどうかを問い直したほうがよい。
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