麻生太郎大臣のあの感じがまだ続く

前回の安倍総理大臣に続いて取り上げるのは、麻生太郎副総理兼財務大臣。新型コロナウィルスの拡散を受け、全国の学校を一斉休校にすることが決まった際、それに伴う費用負担について問われた麻生は「つまんないこと聞くねえ」と答えました。さて、本当にそれはつまらないことだったのでしょうか。

「ぶっちゃけて→ニヤけて→逃げる」

っていうか、どうして麻生太郎財務大臣はいまだにあのポジションにいらっしゃるのだろう。2年前、福田淳一財務事務次官(当時)がテレビ朝日記者に対して行ったセクハラ行為を、「セクハラ罪っていう罪はない」とかばった。テレビ朝日から届いた抗議文については、「(抗議文が)もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と茶化し、「本人の実績、仕事ぶりも別に遜色ない。この一件をもって本人の全否定をされるべきものではない」と、セクハラ程度で彼を潰してはいけない、とまとめた。その後、財務省は官房長が記者会見を開いて謝罪をしたが、組織のトップは出てこないままだった。

昨年、福岡県芦屋町で開かれた講演会で、「いかにも年寄りが悪いという変な野郎がいっぱいいるけど、間違っていますよ。子供を産まなかった方が問題なんだから」と発言した麻生大臣。かつて、知人が発言した、不摂生をして病気になった人に医療費を払うなんてあほらしい、との発言を引用し、「良いことを言う」と言ってのけたこともあるし、終末期の高額医療に関連して、「政府の金でやっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と述べたこともある。記者から問われる度に、「だって、それがホントのところだろ?」という表情をしてみせる。大臣というのは表情ではなく言葉を用いて伝える仕事であるはずだが、言葉はどこまでも適当で、「ぶっちゃけて→ニヤけて→逃げる」という流れを繰り返してきた。となると、支持する・支持しない、ではなく、ただ単に実力が不足しているのだと思う。

自分の感情を明らかにしている場合ではない
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ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜

武田砂鉄

365日四六時中休むことなく流れ続けているテレビ。あまりにも日常に入り込みすぎて、さも当たり前のようになってしったテレビの世界。でも、ふとした瞬間に感じる違和感、「これって本当に当たり前なんだっけ?」。その違和感を問いただすのが今回ス...もっと読む

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コメント

life_in_blues 続けないで議員辞職して欲しい!! https://t.co/Ax5xqnWQdz 8ヶ月前 replyretweetfavorite

FPox6HfXfo9ZHnw その通り #スマートニュース 8ヶ月前 replyretweetfavorite

kagamitomado 本当に、何で未だに大臣のポストに居るんだろう。議員やれてるんだろう。怒りしか湧いてこないあの感じ。 https://t.co/yVuaNySDYe 8ヶ月前 replyretweetfavorite

sGjzfU7oBIT1uOd 麻生は「尊大・軽視」、安倍は「鈍感・軽薄」だろう 両方に対して「まだ続くのか」と嘆息をつく 8ヶ月前 replyretweetfavorite