​HSPやHSCは「敏感力」の人たち

「すぐにびっくりする」「うるさい場所を嫌がる」…。5人に1人といわれる敏感気質(HSP/HSC)のさまざまな特徴や傾向を解説。HSCの子を育てる親向けに、「敏感である」を才能として活かす方法を紹介します。『子どもの敏感さに困ったら読む本』をcakesで特別連載!(毎週木曜更新)

HSPやHSCは「敏感力」の人たち

 実際、多少は悪いものに影響されてしまうところがあるにしても、考え方や気持ちを切り替えるコツを身につけ、自分の中のいい面に着目してそれを才能として伸ばしていくことのできる人たちが出てきています。 アーロン博士も、HSPはネガティブなところを吸収しやすいだけでなく、ポジティブなところもすごく吸収しやすいのだということを、盛んに言っています。
 さまざまな調査で、不幸な子ども時代を送ったHSPは、同じく不幸な子ども時代を送った非HSPに比べ、落ち込み、不安、内向的になりやすい傾向がありました。でも、じゅうぶんによい子ども時代を送ったHSCは、非HSCと同様、いやそれ以上に幸せに生活しているのです。HSCはそうでない子よりも、よい子育てや指導から多くのものを得ることができるということです。 (『ひといちばい敏感な子』)
 そして、「良質の子育てを受けるなど、よい環境に置かれた場合には、他の子よりもプラスに作用します」「敏感な子は、そうでない子に比べて悪い環境を吸収するだけではなく、よい環境も人一倍吸収するのです」といって、HSCのよい成長のために、いかに環境因子が強く働くかということを強調しています。 さらに、近年の研究では、HSC、HSPのこうしたポジティブな側面を「敏感力(バンテージ・センシティビティ)」と呼ぶようになっているということも紹介しています。

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子どもの敏感さに困ったら

長沼 睦雄

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MaxHeart24 →HSPやHSCは「敏感力」の人たち|長沼 睦雄| 6ヶ月前 replyretweetfavorite