こんにちは。
マレーシアは行動制限が出て二週間。
どうやら世界は新しいフェーズに突入した感じがあります。
新しい世界では、静かに常識が変わりつつあります。
興味深いのは、全世界的に起きている「Stay at home」の大合唱。
つまりは、「オタク的・引きこもり的なライフスタイルの見直し」です。
日本でも、イタリアの市長が外出する市民に対し、「家でプレステで遊んでろ」と言ったのが有名になりました。
あのWHOがゲームメーカーとタッグを組んで「家にいろ」キャンペーンをやっているようです。
WHOの米国大使Ray Chambers氏は「#PlayApartTogether」に寄せた声明にて「COVID-19パンデミックを食い止める一助となるゲーム業界の取り組みに感謝します」とコメント。ゲーム内のチャットやSNSで 「離れて遊ぶ」楽しさを伝えながら感染症対策について考えるときに #PlayApartTogether のハッシュタグを使うことを推奨しています。
WHOとゲームを巡る動向として、この取り組みは注目に値します。WHOは昨年2019年5月に「ゲーム依存症」を国際疾病分類に追加し、その是非を巡って議論が沸きました。日本では香川県が青少年のゲーム利用を1日60分までに限定する「香川県ネット・ゲーム規制条例」を成立されています。
そう。今までは、「家でゲームばかりしてないで、外で遊んできなさい!」だった権威のある人たちが、いまは「外で遊んでないで、家でゲームするかテレビ見てなさい!」って言うようになったのです。
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