わかる日本書紀

美女にメロメロの皇子、念願の婚約【第15代③】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した書籍『わかる日本書紀』シリーズ第2巻から、日本の正史を学ぶ連載。

カミナガヒメを皇子・オオサザキに譲る

この年、ある人が天皇に報告して、
「日向国(ひむかのくに)に、カミナガヒメ(髪長媛)という乙女がおります。諸県君(もろがたのきみ)・ウシモロイ(牛諸井)の娘で、国内で並ぶ者ない美人でございます」
と言いました。天皇は喜んで、呼び寄せようと思いました。

応神十三年三月、天皇は特使を立てて、カミナガヒメを召しました。
九月、カミナガヒメが日向からやって来たので、桑津邑(くわつのむら)※1に住まわせました。このとき、皇子・オオサザキ(大鷦鷯尊)は、カミナガヒメを見て、その容貌の麗しさに打たれて、夢中になりました。
天皇は、オオサザキがカミナガヒメを気に入ったのを知り、結婚させようと思いました。天皇は、後宮の宴の日に、初めてカミナガヒメを呼んで、宴の席に座らせました。

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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