わかる日本書紀

火傷したら負けのアツアツ熱湯占い【第15代②】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した書籍『わかる日本書紀』シリーズ第2巻から、日本の正史を学ぶ連載。

タケウチノスクネ、弟に讒言(ざんげん)される

応神九年四月、タケウチノスクネを筑紫に遣わして、民の様子を視察させました。
そのとき、タケウチノスクネの弟・ウマシウチ(甘美内宿禰)は、兄を失脚させようとして、天皇に嘘の報告をしました。
「タケウチノスクネは、常に天下を望む野心があり、聞いたところでは、密かに謀って、
『筑紫を分割して三韓を招き、おのれに従わせ、ついには天下を手中にしよう』
と言っているそうです」

天皇は、すぐさま使者を遣わして、タケウチノスクネを討とうとしました。そのとき、タケウチノスクネは、
「私はもとより二心(ふたごころ)などありません。誠意をもって君にお仕えしてきたのに、罪なくして死なねばならぬとは、何の禍(わざわい)でしょうか」
と嘆きました。

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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コメント

verre_brise さーて何のことですかね… 「 5ヶ月前 replyretweetfavorite