料理教室でも大人気の一品。生地に大豆を入れることでよりふっくらした食感と風味を出します。プレーンは、スライスしてサンドイッチにして食べるのもおすすめ。
プレーンのフォカッチャ
【材料】バット(17×17×3㎝)1台分
A
● じゃがいも(皮をむき2~3㎝角に切る) … 80g
● 米 … 230g(浸水済300g )
● オリーブオイル … 26g(大さじ2)
● 大豆(乾燥) … 2〜3 g
● 塩 … 4 g(小さじ1弱)
● 湯(p.16 つくり方3参照) … 90g
● 酵母*1 … 6 g
● オリーブオイル(表面塗布用) … 適量
● 塩(仕上げ用) … 適量
● 粗びき黒こしょう … 適量
*1:インスタントドライイーストの場合は4 g
【つくり方】
1
大豆はさっと洗い、たっぷりの水に一晩(8~10時間)浸けて、水けを切る。米は軽く洗い、ボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。
2
バットにオーブンシートを敷き込む。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1︰1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)
になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
バットに生地を流し込む。霧吹きで表面全体に行きわたるくらいの霧を吹き、ふたをする(アルミホイルで覆ってもよい)。
9
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
10
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温に置いておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
*予熱する時間に発酵がさらに進む。過発酵になりそうなときは、予熱完了前でも焼き始める。
11
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、スプーンで表面にオリーブオイルを塗る。
12
指で深さ1㎝くらいの穴を8~10か所あける。塩、こしょうをふる。
13
180℃に温めたオーブンで30分、表面にこんがり焼き色がつくまで焼く。
オリーブのフォカッチャ
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