新聞もテレビも情報収集手段として非効率
旧世代1億円プレーヤーにとっては、新聞が重要な情報収集手段のひとつであり、テレビもよく観る。特に『日経新聞』は必須のツールだし、平日23時からのテレビ番組『ワールドビジネスサテライト』(通称WBS・テレビ東京系列)も好んで観ている。
一方、新世代1億円プレーヤーの多くは、新聞は読まないしテレビも観ない。なぜかというと、情報収集手段としては極めて非効率的だからだ。
たとえば新聞に載る情報は、網羅的だが掘り下げが浅い。世の中の動きを漫然と知ることはできるが、彼らはそのようなものにほとんど意味を感じない。自分に関係ない情報は「へえ」で終わり。利用価値がないからだ。
テレビは時間あたりの情報量が少な過ぎる。同じ画像が何度も繰り返され、報道番組もコメンテーターの無難で無意味なコメントが垂れ流されるだけで、情報としての価値は限りなく低い。
そもそもテレビも新聞も情報が遅過ぎる。数日前に起こった出来事が、さも最新ニュースであるかのように出ることも少なくないのだ。
ネット社会で価値ある情報収集のしかたとは?
では、新世代1億円プレーヤーは何を情報源にしているか。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。