ワークマン 常勝の方程式

カジュアル商品はあくまで派生、最も大事な客は「プロの職人」

【インタビュー】
小濱英之(ワークマン取締役社長)

──「ワークマンプラス」が絶好調です。

 今後の出店は、フランチャイズも含め全てワークマンプラスで出します。ただ、最も大事にしているお客さまは「プロの職人」。これはブレません。あくまでも、プロ向け商品のお店であって、一般の方が求めるカジュアルな商品は、プロ向け商品の派生です。

──ヒット商品の生み方は。

 どちらかというと、ヒットを狙って商品を作るというより、お客さまが商品を見つけてくださって、突然ヒットが生まれるということがほとんどなんです。

 例えば、2019年に店舗で急に在庫がなくなったものに「綿かぶりヤッケ」があります。これは、溶接や塗装をする職人が、火花が散っても服が燃えないように着る上着で、商品としてはマニアックなものでした。

 なぜ売れたのか調べてみると、一般の人が高級ダウンを着てキャンプをするとき、「上着が火の粉で燃えないように、ワークマンの綿かぶりヤッケを着るとよい」というSNS投稿が拡散されていたんです。数十万円のダウンに穴が開かないなら、1954円は安いものだと(笑)。あまりの売れ行きに商品が足りず、PBでも急きょ生産しました。

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週刊ダイヤモンド 2019年7/13号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-07-08

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ワークマン 常勝の方程式

週刊ダイヤモンド

国内店舗数が846店(2019年9月末時点)と“ユニクロ超え”を果たし、25年には1000店の目標を掲げるワークマン。作業服市場では断トツのシェアを誇り、高機能で高品質な商品作りにまい進してきた。そこで築いたビジネス手法をアパレルに持...もっと読む

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