捨て本

シェアリングエコノミー

ホリエモンがこれまで、何を捨て、その先に残った、本当に大切なモノとは?自身の半生を振り返った経験を元に指南する、“持たない頼らない執着しない” 新時代の「捨てる」生き方入門。堀江貴文の新著『捨て本』をcakesで特別連載!

<金儲け>
かつて儲けまくった僕は痛感した。
この国では お金を儲けると 損をする。

 2018年の12月、小型ビジネスジェット「ホンダジェット」の日本初号機の所有メンバーとなる起業家3人が発表された。
 そのなかに、僕も名を連ねた。

 ホンダジェットはHONDAのアメリカの子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」が研究開発と製造販売を手がける、7人乗りの小型ジェットだ。
 左右の主翼上面に2基のエンジンを搭載し、同クラスの機体の最高水準の速度となる時速778キロと、航続距離2500キロ以上の低燃費を実現した。
 機体価格はおよそ525万ドル。6億円弱と少々値は張るが、3人での共同購入なので、だいぶ負担は下がる。
 それでも僕にとっては、久しぶりの、まとまった額の買い物だった。

 ビジネスや旅行で海外への移動が多い僕は、昔は自家用飛行機を所有していた。しかしライブドア事件の前に売ってしまった。維持費もかかるし、もう飛行機を持つことはないだろうと思っていたが、ホンダジェットに試乗してみて、気が変わった。
 すこぶる快適だった。
 小型ジェットとは思えない機内の広さで、離着陸もスムーズだ。
 乗り心地だけではない。プライベートジェットなら、入国審査などの時間を奪われる手続きも、他の利用客より優先して済ませられる。
 よし、買ってしまおう! と決心した。

 久しぶりの自家用飛行機のオーナーは、共同所有のスタイルをとった。これも僕なりのシェアリングエコノミーの実践だ。 

 共同所有は便利ではあるけど、少し問題もある。所有者同士で予定が被ったときに、使えない場合が生じる。

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捨て本

堀江貴文
徳間書店
2019-07-30

この連載について

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捨て本

堀江貴文

良くも悪くも、あなたの持ち物は重くなってはいないか。 大切にしていた「はず」のモノで、逆に心が押しつぶされそうになってはいないか。 だから、ビジネスも人生も「捨てる」ことからはじめよう。 ...もっと読む

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