昨年、刊行した拙著『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)でもっとも賛否両論のあった料理がこのナポリタンです。レシピの詳細についてはnote『喫茶店のナポリタンの作り方、プロの味に近づけるための工夫をいくつか』でも紹介していますが、「喫茶店の味になった」という肯定的な感想の他に「前日からスパゲッティを茹でおきするのは面倒」という意見がありました。確かに「今日、ナポリタンを食べよう」と思った当日に食べられないのは弱点ではあります。
今回はそれを克服すべく新しい技法を取り入れました。それは「パスタを事前に水に浸けておく」というもの。これで少なくとも前日から準備する、という必要はなくなります。
ナポリタン
ディチェコ フェデリーニ(1.4mm)またはスパゲッティーニ(1.6mm)…100g
玉ねぎ…1/4個
ピーマン…1個
マッシュルーム…2〜3個
ウインナーソーセージ…3本
オリーブオイル…大さじ1/2
トマトケチャップ…50g
醤油…小さじ1
バター…5g
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