新羅を再び討つ②
前回のお話はこちら
五十一年三月、百済王はまたクテを派遣して朝貢しました。そこで皇太后は、皇太子とタケウチノスクネに、
「我が親交のある百済国は、天に賜(たまわ)ったものである。人がしたことではない。玩具や珍しい品は、我が国にはまだないものだ。
それを毎年欠かさず来朝して献上している。
私はこの誠を常に喜んでいる。
私の死後も、今と同じように厚く恩恵を与えよ」
と言いました。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。