こんにちは、きのコです。
今回は、私がライフワークとしている「場づくり」のこと、中でも「イベント主催」のことについて、考えてみたいと思います。
※きのコさんに聞いてみたいことやこの連載に対する感想がある方は、応募フォームを通じてお送りください!HN・匿名でもかまいません。
ポリアモリーのイベントは頻繁に主催しているけれど
先日、私はサバイバルゲームの貸切イベントを主催しました。
ポリアモリーにまつわるイベント主催は頻繁にやっていますが、サバゲは初めて。そのきっかけはIさんでした。
Iさんは、毎月のようにサバイバルゲームの貸切イベントを主催していました。私もイベントの告知文を書いたりゲーム進行のお手伝いをするなど、運営に携わっていました。
ところが、IさんがJちゃんを自分のサバゲイベントに勧誘して彼女と付き合い始めた結果、私は彼と別れて運営からも外され、イベントに参加できなくなってしまったのです。
せっかくイベントを通して友達がたくさんできたのに、参加できなくて皆と遊べないのは悲しい…。
でも、それなら自分で「皆と遊ぶ場」をつくってしまえばいいんだ! そう思い立って、私は自分でサバイバルゲームのイベントをやってみることにしたのです。
イベントを企画してみてとても嬉しかったのは、Iさんのイベントで一緒に遊んでいた多くの友達が手伝ってくれたことでした。
私は、会場を探して予約したり、必要な物を買い揃えたり、食べ物や飲み物を手配したり…といった「事前準備」は得意だし好きでもあります。
だけど、当日のイベント進行や、不測のトラブルへの臨機応変な対処はとても苦手。だから、そこは友人たちと役割分担して、助けてもらうことにしました。
サバゲ初心者の人たちへの「初心者講習」を買って出てくれた友達や、ゲームの進行役を務めてくれた友達、当日皆のおやつを作ってきてくれた友達…。
たくさんの友達が、「僕これやるよ!」「私あれできるよ!」と率先して手を挙げてくれたのです。皆がいたからイベントが開催できた、ということを、私は友人たちへの感謝と共に噛み締めました。
私にとってはIさんを偲ぶ会のような意味合いもあった今回のイベント。皆と遊んでいると、昔はここに彼もいたんだよな…と、一抹の寂しさを覚えたりもします。
でも寂しさ以上に、皆で楽しく遊ぶ場をつくれた! 皆が喜んで「またサバゲやろうよ」と言ってくれた!ということが、何よりも大きな喜びでした。
誰もが、自分の居場所をつくれる社会にするために
自分でサバイバルゲームのイベントを主催してみて、改めて感じたことがあります。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。