恋愛と「自己肯定」の関係について白河桃子さんと話した 【どうして女性は「引き裂かれる」のか】

AV監督の二村ヒトシさんと少子化ジャーナリストの白河桃子さんの対談、第3回目です。今回は、「女性側から男性を好きになると、なぜうまくいかないのか」について検証! さらに、「世の中の男には4種類しかいない!」という二村ヒトシ式男性分類法や、最近の若い女の子の恋愛傾向についても掘り下げます!

なぜ「女の側から好きになる恋愛」は、うまくいかないのか

白河 でも、なんで普通の女性、つまり「いわゆる女性性が強い女性」のほうから恋をすると、つらいんですか?

二村 女性性が強い人って、自己肯定が苦手なんですよ。本来はそんなことはない筈なんですが、現代の日本の社会が【女性性というものに価値を見ていない】からだと思います。そんな社会の中で、あるいは親や学校の教育もおかしいと思うんですが、多くの女性たち、そして自信のなさから恋愛に積極的になれないチキン系の草食男子たちは「私(俺)なんかダメだ」と、自分を肯定できない。だから男性性が強い人が、女性性の強い人に対して「好きだ」とガンガン押していくことで、女性性の強い人も「私(俺)は求められているんだ」と感じられて、それをきっかけに自分を肯定できるようになれれば、めっけものなんですが……。
 結婚したがっていたはずの女性の側の、心の底の【自己肯定できなさ】が強烈すぎると、相手から口説かれたとしても、土壇場で「やっぱり結婚相手は、この人じゃない気がする」って感情が生まれてしまいます。

白河 「女性性が強い女性」のほうから男性に対して「私は、あなたと恋愛したい!」とガンガン攻めていくとどうなるんですか?

二村 女性側は【自分が求められて始まった恋愛】ではないから、その恋愛が成就しても、自己肯定できないままです。だから辛くなって、終わってしまうんです。
 そもそも【自己肯定できない女性】は、彼女のことを愛さないだろう男性に恋してしまうことが多いですよ。彼女たちは基本的に【自分に恋をするような男】を「キモチワルい」と思って見下すか、「この人は、本当の私がわかっていないんだ。私の正体がバレるとまずい……」と無意識下で思って遠ざけるか。
 逆に、ぜったい結婚できない相手(ようするに不倫)や、結婚しにくい相手(だめんず等)だと、かえって彼女たちの恋は燃えあがる。

白河 たしかに、女性側が主導権を持って攻める恋愛って、最初はうまくいっても、その後のことを考えると、かなり根性がいりますよね。最初は「なんで私から告白しなきゃいけないの?」に始まって、「なんで私からプロポーズまでしなきゃいけないの?」って、どんどん自分のなかで葛藤も生まれてきそうですしね。根性ある肉食女性たちは幸せそうですけれど……。彼女たちはしっかり自己肯定できているのかもしれない。

若い女性たちの間では「自分から告白」が当たり前

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キモい男、ウザい女。

二村ヒトシ

アダルトビデオ監督・二村ヒトシさんが、男女の関係性を探り、自分自身を語っていく連載です。現代の日本に生きる私たちほぼ全員が「キモチワルい男」であり「めんどくさい女」であるという、恐ろしすぎる【見立て】からはじまるこのお話。なぜ現代の恋...もっと読む

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コメント

_daisylily "女性性が強い人って、自己肯定が苦手なんですよ。本来はそんなことはない筈なんですが、現代の日本の社会が【女性性というものに価値を見ていない】からだと思います。" http://t.co/AbIQvMEy98 約5年前 replyretweetfavorite

shirakawatouko 「もっと、てきとうに」やってたほうが生きていきやすいし、そのほうが色っぽいですよ」二村さんの名言第24回 恋愛と「自己肯定」の関係について白河桃子さんと話した   |二村ヒトシ @nimurahitoshi https://t.co/49yZmM248L 約5年前 replyretweetfavorite

3keys_takae この連載のためだけにcakesを有料購読中w → 約5年前 replyretweetfavorite

3keys_takae 二村ヒトシさんの話は本当に面白い笑→第24回  約5年前 replyretweetfavorite