週刊ダイヤモンド
投資家大歓迎! 三菱UFJ vs ニッセイの信託報酬“激安”競争
インデックス型投信の信託報酬は、過去10年間で半値以下になった。ここ数年の激しい引き下げ競争を演じてきた三菱UFJ国際投信と、ニッセイアセットマネジメントの2社を直撃した。
※ 『週刊ダイヤモンド』2019年6月29日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)
インデックス型投信で激安競争の先陣を切った三菱UFJ国際投信の代田秀雄常務取締役はこう説明する。
「インデックスファンドは、差別化が難しく、価格競争に勝った投信しか残らない。投信会社の収入は信託報酬だが、これは信託報酬率×残高×期間で決まる。長く保有してもらえる商品なら、信託報酬を引き下げてもペイできる。2017年に投入したeMAXIS Slimシリーズは、昨年1年間で1000億円の資産を積み上げた。仮に全て積立なら、10年後には1兆円。新しく始める方が増えれば、さらに何倍にもなる」
今後も下げる余地はあるのか?
「われわれは国内最大規模の投資信託のインデックス提供者。規模の世界なので、他社ができて、うちができないということはない」
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