※「フェル先生のさわやか人生相談」は、noteの定期購読マガジン「週刊フェル」にお引越ししました。詳細は記事の最後をお読みください。
怖くてしかたないです。
フェル先生、こんにちは。いつも金曜日の更新を楽しみにしています。同じマンションの住人のことでご相談したく、筆をとりました。
私は現在、マンションの2階に恋人と2人で住んでいます。その真下の1階に住んでいる女性が、私たちがうるさいと、管理会社を通してたびたび文句を言ってきます。
最初に連絡を受けたときは、足音が響くのかな、掃除中の音がうるさかったかなと思い、以後気をつけて暮らすようにしました。しかしまたうるさいと言われ、今度は思い当たることもないので、困ってしまいました。ちょっとヒステリックな人なんじゃないか、と二人で話していたのですが、最近は恐怖を感じています。
というのも、私の彼は趣味でジャグリングをやっていて、そのボールを落とすからうるさいのではないか、と言ってきたのです。当然、彼女にそんな話をしたことはありません。というか、そもそも会話したことがありません(ちなみに、彼が練習する時はベッドの上でやっているので、落としても階下に聞こえることはまずないです)。本当にぞっとしました。
どうやって知ったのだろうと考えた結果、私達のポストを漁って、郵便物を見たのではないか、と。私の彼は実名でブログをやっていて、ジャグリングについても書いています。彼女が知りうるとしたら、ブログしかないと思います。
これがあってから、彼はブログの更新をやめました。私も、もしかしたら彼女に見られているかもと、SNSに何も書き込めなくなりました。家にいても、彼女が天井に耳をそばだてているのではないかと想像してしまい、心が休まりません。
引っ越したいけれど、その分のお金を貯めるにはまだ時間がかかるし、どうすればいいのでしょう? フェル先生だったら、こういう場合どうされますか?
怖くてしかたないです。お知恵を貸していただけたら、ありがたく思います。
(32歳、女性、会社員)
A.今回は近隣住民との騒音トラブルに悩む、32歳のOLさんからのご相談です。「騒音トラブル」というと、その殆どが(隣の家のヘタクソなバイオリンが煩いとか、階上で子供が走って振動が酷いとか)被害者側から声が上がるものなのですが、今回は階下の人からクレームされている“加害者”からのお悩み相談です。
ご自身は「思い当たることもない」と主張しておられますが、一方で相手は管理会社を経由して複数回に渡り文句を言ってくる。あなたご自身は静かに暮らしていると思っているが、階下の人は煩くて堪らんと強いストレスを感じている。管理会社としては、文句が出れば(その騒音のレベルに関わらず)発生源に対して警告せざるを得ませんから、これは難しいところです。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。