保険代理店周辺のうわさ話を一挙大公開! 覆面座談会

保険業界は“村社会”。うわさ話が大好きだとよくいわれるが、それは紛れもない事実だ。中でも情報通と呼ばれる業界人4人に集まってもらい、保険業界のうわさ話に花を咲かせてもらった。

※ 『週刊ダイヤモンド』2019年6月15日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)

──プラチナ型節税保険の販売停止の影響はいかがですか。

乗り合い代理店主(訪販)C(以下、C) 厳しいよね。うちの募集人もこの2年間、節税保険を売りまくった。最後の1カ月で1億円売った募集人もいるらしい。

大手生保幹部A(以下、A) それはすごいですね。

乗り合い代理店主(ショップ)D(以下、D) 反動が怖いよね。放っといてもお客さん(中小企業経営者)が「入りたい」と言ってくる商品だったから、いまさら保障売りに戻れるのかな? 腕がなまっちゃってるんじゃないの。

 まったくだね。提案力はかなり落ちてると思う……。

中堅生保幹部B(以下、B) 定率控除の代理店は経営が厳しいでしょうね(注:募集人が受け取る手数料の一部を控除することで会社の運営費に充てる。その割合を控除率という)。控除率はだいたい20%のところが多いから、手数料収入が減ると会社の運営費も連動して大きく下がりますからね。

 うちは定額控除(手数料の多寡にかかわらず一定額を控除する方式)の割合が高いからさほど影響は出ないけど、赤字になる代理店も多いんじゃないかな。

 日生とネオファーストは「売り切った」と言っていたけど、3月4日に大型の節税保険の発売を予定していたFWD富士は、結局、幻のまま終わっちゃいましたね。

 無告知で保険金7億円までいけるやつですね。あれはやり過ぎ。あれが最後、国税庁を怒らせてとどめを刺されたと、まことしやかにささやかれていますよね。

 友野さん(紀夫氏。FWD富士生命社長)は当初、楽観視していたみたいだけど、いわゆる「バレンタインショック」のときに意気消沈して会社に帰ってきたと聞いたね。システムを開発したのに、一件も売ることができずに終わったんだから仕方ないだろうけど。

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週刊ダイヤモンド 2019年6/15号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-06-10

この連載について

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保険 どうなる節税どうする見直し

週刊ダイヤモンド

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