親は、我が子にどんどん「しくじりエピソード」を話した方がいい!?

新しいことにチャレンジしたがらない子どもたちが増えている。その背景には「自己肯定感」の低さがあったーー。では、子どもの自己肯定感を支えるために親や大人ができることは何なのでしょうか? 放課後NPOアフタースクール代表の平岩国泰さんが、5万人の子どもと向き合う中でたどりついたメソッドをご紹介。全国の親御さんから大反響の子育て本『「自己肯定感」育成入門』より特別連載でお届けします!

「やったことがないから やりたくない」の衝撃

本書の冒頭でもお話ししましたが、アフタースクールを始めたばかりの頃、小学校4年生の男の子が何気なく口にした言葉に、私は深い衝撃を受けました。 彼はこう口にしたのです。

「やったことがないから、やりたくない」。

子どもは、何にでも好奇心を示し「やりたい! やりたい!」とすぐ飛びつくもの。そう思い込んでいた私は、彼の言葉に驚きを覚えました。

なぜ、そんなことを言うんだろう? という疑問が、そのあともずっと心の奥底に残りました。

しかし、活動を通して出会った親御さんたちに話を聞くうちに「うちの子、子どもらしくない!」「チャレンジしない」といった悩みをお持ちのご家庭が少なくない、ということがわかってきました。

子どもが挑戦しなくなったのは、大人が失敗しなくなったから

「挑戦しない子どもが多い(増えている)」という私の仮説が本当だったとして、なぜ子どもは、挑戦しなくなったのでしょうか。私はこの変化について、周囲の教育関係者や保護者たちと、何度も話し合いました。あれこれ考えていたときに、「子どもは社会の鏡」という基本的な言葉を思い出しました。そして、ふとこんな考えが浮かびました。 「変わったのは、私たち大人の方なのではないか」と。

「挑戦しない子どもが多い(増えている)」という私の仮説が本当だったとして、なぜ子どもは、挑戦しなくなったのでしょうか。私はこの変化について、周囲の教育関係者や保護者たちと、何度も話し合いました。あれこれ考えていたときに、「子どもは社会の鏡」という基本的な言葉を思い出しました。そして、ふとこんな考えが浮かびました。 「変わったのは、私たち大人の方なのではないか」と。

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この連載について

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子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門

平岩国泰

「やってみたい」「きっとできる」が口グセの子どもはどう育つ? 5万人の子どもと向き合ってきたNPO代表が提唱する新しい子育ての基本。全国の親御さんから大反響の子育て本『「自己肯定感」育成入門』より特別連載でお届けします!

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コメント

ktkrkx #スマートニュース 9ヶ月前 replyretweetfavorite

kyoikutochan ・大人が手を出し過ぎない ・子どもに失敗させないように配慮し過ぎない ・大人が失敗話を笑って話すことで「失礼しても大丈夫」を作る そうだよなー、失敗こそ宝だよ。 https://t.co/2m9vpDHAOd 9ヶ月前 replyretweetfavorite