※ 『週刊ダイヤモンド』2019年6月15日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)
厚生労働省の推計では、65歳以上の認知症患者は約520万人(2015年時点)で、団塊の世代が後期高齢者となる25年には、約700万人に達するとみられている。
政府は70代の認知症患者の割合を、25年までに6%減らすという数値目標を掲げており、官民が一体となって対策を進めようとしている。介護が必要となった原因のトップは認知症であるだけに、待ったなしの状況だ。
認知症保険を比較するときのポイントは、やはり要介護度といった支払い要件の部分だろう。
「器質性認知症」と診断され、約款所定の状態が180日間継続したことを要件とするなど、ハードルは決して低くないからだ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。