※ 『週刊ダイヤモンド』2019年6月15日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)
大手を中心に2018年から相次いで新商品が登場している、「健康増進型保険」。適度な運動や定期的な健康診断などを促すことで、健康増進につなげてもらおうという商品だ。
Photo:123RF
中でも注目を集めているのは、住友生命保険が多額のシステム開発費を投じた大型商品「バイタリティ」。
南アフリカ共和国の保険会社、ディスカバリーと連携して、18年7月に発売しており、10年間で500万件の契約獲得という野心的な目標を掲げている。
バイタリティは、保険ではなく医療保険などに付帯できるサービスという位置付けで、運動などの活動に応じてポイントが付与され、その合計ポイントに応じて保険料を割り引く仕組みだ。
会員のステータスはブルーからゴールドまで四つの区分に分かれ、ゴールドを継続すると保険料の割引率は最大で30%になるという。
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