※ 『週刊ダイヤモンド』2019年6月15日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)
家計を苦しめる三つの要因といえば、①リストラ等による離職、②死亡、③重篤な傷病で長期療養することです。特に③の場合は、医療費の支出に加えて収入が減少するため、家計にとってはダブルパンチとなってしまいます。
例えば、かつて不治の病とされたがんは現在、約6割が治るといわれています。ですが、がんに罹患した後、罹患前と変わらぬ収入を維持できるでしょうか。
また、人生100年時代といわれる中、定年後も働き続けるケースが増えるでしょう。しかし、だからといって病気に罹患しないわけではありません。高齢になればなるほど、病気を抱えながら働くケースが増えてくるはずです。