安心して預けられる保育園を選ぼう。Photo:PIXTA
0歳児からであれば6年間、日中の生活を保育園に任せることになる。突如閉園するリスクのある所を選んでしまわないように、保護者も経営の質や保育の質を見て園を選ぶ時代が来ている。
では、どうしたら「あぶない保育園」を見分けることができるだろうか。経営が危ない園は、さまざまなコストを削りたがる。コストの7~8割は人件費であるため、「職員の数を最低限にする」「人件費を抑える」「備品を節約する」といった手段が取られがちだ。そんな園は事故や問題が起こりやすい。下の表に沿って「あぶない保育園」かどうかをチェックしてみてほしい。
●保育室を見せてくれるか
イベント時など決まった時間に保育室を見るのはOKでも、それ以外の時間に中に入らせてもらえない場合は気を付けた方がいい。「死亡事故が起こる園は保育室内を見せない」とジャーナリストの猪熊弘子氏は明言する。防犯や衛生上の理由をつけることもあるが、保護者にも見せないというのは、保育士の人数が少ない、保育の質が低いなど、何らかの問題を抱えている可能性がある。
●午睡中に見守りができているか
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