週刊ダイヤモンド
42兆円の“無理・無駄”、解消にはリテールAIが必要/トライアル
【インタビュー】
西川晋二(トライアルホールディングス取締役副会長)
にしかわ・しんじ/トライアルグループCIOとシステム子会社社長を兼務。パナソニック出身のエンジニアでもある。
140兆円の日本の小売市場において、その30%に相当する42兆円が“無理・無駄”といわれている。無理な出店戦略による無意味な競合、効果の低いマス広告、適切な品ぞろえができていないが故の廃棄ロスなどがそれだ。プロセスを見直し、最適化されていない経費をシフトすれば、既存の店舗のパフォーマンスを上げることはまだ可能だ。だが消費者のニーズにまつわる情報が複雑になった今、経験や勘は役に立たない。正しいデータを使い、AIで総当たりのシミュレーションをしなければ最適解を見いだすことはできない。
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この連載について
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著者プロフィール
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