コンビニ地獄

加盟店支援は先行してきた、配送網をつくり直す覚悟はある/ローソン

【インタビュー】
竹増貞信(ローソン社長)

──ローソンでは以前から加盟店の人手不足の解消に取り組んできたとアピールしていますね。

 私が副社長としてローソンに来た2014年ごろ、加盟店から寄せられる声は、あの什器が使いにくいとか、あの商品が売れないといったものが中心でした。しかし3年ほど前からは、従業員を募集しても来ない、オーナー自らシフトに入らざるを得ないといった声が増えてきました。そこで、例えば自動釣り銭機を導入して従業員の負担を減らすなど、先行して加盟店支援を進めてきました。

──オーナーとの協議の場も設置し、各エリアの代表と本部の経営陣が意見交換をしています。

 オーナー福祉会理事会は年に2回開催し、私たち本部の経営陣が時間無制限で意見を聞いて、施策に生かします。各地域では「エリア会」を開催して、オーナー同士の交流を奨励しています。

──ただ理事会に参加していないオーナーに取材すると、外国人女性にワンオペで勤務させているとか、オーナーの勤務時間が月に300~400時間に達するといった苦しい状況も耳にします。

 忙し過ぎてエリア会にすら出られないオーナーもおられるでしょう。真摯に耳を傾け、本部の支店長らが支援する方法を考えます。

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週刊ダイヤモンド 2019年6/1号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-05-27

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「開いててよかった」のキャッチコピーで約40年前に誕生したコンビニ。今や全国5.5万店、11兆円市場へと膨れ上がった。急成長の裏側で、現場を支える加盟店の負担は限界に達し、24時間営業の見直しが迫られている。コンビニ業界が抱える構造的...もっと読む

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