コンビニ地獄

加盟店を犠牲に拡大はしない、契約の見直しも将来は必要/ファミリーマート

【インタビュー】
澤田貴司(ファミリーマート社長)

──2016年の社長就任時から、過剰出店により国内コンビニエンスストア市場は飽和していると主張してきました。

 コンビニはとにかく1店出せば、周辺のシェアは取れます。ただ、実態は限られたパイの奪い合いであり、(売り上げが)増えた分だけどこかで減っているのです。

 しかもわれわれは、ほとんどの店がフランチャイズ契約の加盟店であり、直営店舗のように自らのリスクで市場を取りに行くケースとは違います。加盟店に詰め腹を切らせるのはおかしい。そういうやり方は本当にやめるべきです。

──ただファミリーマート自身も、過去の統合の経緯もあり、すでに国内2位の1万6000超の店舗展開をしており、人手不足に苦しんでいる加盟店があります。

 人手不足への対策は最も優先度の高い課題です。社長就任時、ここまで深刻化するとは思っていませんでした。加盟店の採用への支援と、店舗オペレーションの簡素化の2点に力を入れます。

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週刊ダイヤモンド 2019年6/1号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-05-27

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「開いててよかった」のキャッチコピーで約40年前に誕生したコンビニ。今や全国5.5万店、11兆円市場へと膨れ上がった。急成長の裏側で、現場を支える加盟店の負担は限界に達し、24時間営業の見直しが迫られている。コンビニ業界が抱える構造的...もっと読む

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