今の時期、スーパーに行くと目玉商品として牛肉が並べられています。聞くところによると一年で最も牛肉が売れるのは年末だとか。お正月の定番として〈すき焼き〉が仲間入りしたのがいつ頃からなのかははっきりしませんが、多くの方が楽しんでいるようです。
すき焼きは食べる人に調理を任せられるので、とても簡単な料理です。すき焼きには関東風と関西風の2つの流儀がありますが、今回は関東風をご紹介します。コツは低温で加熱すること。低温で加熱することで霜降りの薄切り牛肉が最高のおいしさに仕上がります。
きのこすき焼き
黒毛和牛…300g(すき焼き用。ロース、肩ロース、もも肉など)
舞茸…1パック
しめじ…1パック
春菊…1パック
長ネギ…1本(玉ねぎでも)
牛脂…1個(スーパーでもらえるもの)
■割下
みりん…200cc
日本酒…100cc
醤油…50cc
溶き卵…2個
1.割り下をつくる。みりん、日本酒、醤油を小鍋に入れて強火にかけ、沸いたら弱火に落として10秒間煮て、冷ましておく。(割下は冷蔵庫で一週間ほど保存可。煮物などの味付けに使える)
2.すき焼き鍋、あるいはフライパンなどを中火にかけ、牛脂を溶かす。脂が馴染んだら肉を一枚だけ広げ、きのこも一緒に焼いていく。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。