こんにちは。師も走る師走。というわけで、今回はさっそく本題へ。今年一年を振り返り、「なんだかな……」と遠い目をしているアンニュイなあなたに捧げます!
こういうパターン、経験したことありませんか。
気になる女性を食事に誘ったらOKしてくれて、楽しいひと時を過ごした。2回目の誘いにもOKしてくれた。また楽しいひと時を過ごした。3回目のデートも楽しく過ごした。
そろそろ告白してもいいかな……と4回目のデートで「付き合ってほしい」と伝えた。すると、「ありがとう」「楽しかったけど」などと前置きされてから、「ごめんなさい」の返事。
えぇぇぇぇえ——。な、なんで?
「うーん……◯◯さんは友達かなって」
!!! またか……またこれか!!!
……もうヤケ酒ですよね。でも、「俺はダメなんだ」「モテないんだ」とは思わないでください。こうなるのには原因があって、それを知った上で行動を変えればいいだけなので!
「生理的に無理」なわけではない
まず、普通に考えて、恋愛対象として見られない男性、つまり「生理的に無理」な男性と、女性は3回も4回も2人で出かけません。多くて2回、いや2回目すらないケースも多いです。
先輩後輩とか趣味仲間とか、関係性に名前がついている場合、女性側は「深い意味はないだろう」と、気にせず何度も2人ででかけたりもします。が、そうではなくお互いを知るために会っている場合、3回4回と続いている時点で、相手はあなたを恋愛対象としてそれなりに本気で検討している可能性が高いです。
その上で断られたということは、何か理由がある。生理的な嫌悪感などではない理由が。
……たぶん理由はこれです。
これまでのデートで、あなたの言動が、すべて相手の想定内だったから!!!
……はぁ??? と、ピンと来ない人もいますよね。なので、別の言い方をするならば。
あなたの言葉や行動に、相手は驚かされる瞬間がなかった。だから、恋が始まらなかったのですよ。
最初から相性が良ければ進展するけれど
あなたを人として嫌いじゃなかった。でも、付き合ってみようと思える決め手がなかった。その決め手を感じたくて、2人の時間を過ごしたけれど、残念ながらそれを見つけられなかった。そういうこと。
え〜〜、決め手……でも、それも相性じゃない? どうにもならなくない? と、思うかもしれません。確かに、出会ったタイミングと相性がバッチリだと、トントン拍子に進展します。でも、その場合においても、女性、というかアプローチされた側は、相手に何らかの驚きや意外性を感じて好きになることが多いと思います。
驚きとは、「この人、こんなことするんだ」「こんなこと言うんだ」「こんな顔するんだ」「こんな一面があるんだ」という、いい意味で想定外の何か。つまり、ギャップです。とても相性がいい2人の場合、それを早い段階で相手にさらけ出せます。
そこまで最初から相性バッチリではない場合でも、ギャップを見せられたことによって、いきなり相手を恋愛対象として意識し始めるケースは多いです。それまでは「友達かなぁ」くらいに思っていても。
以前、こちらの記事『男性の第一印象「モテそう」と「遊んでそう」の違いは何なのか』で、ギャップは色気に繋がる、と書きました。ギャップは驚きを与え、驚きは未知の何かに触れるときめきをもたらします。まだ見ぬ一面が相手にはある。それをこの人はこれから自分に見せてくれるんだ、と、相手は期待と緊張で胸をドキドキさせ始めるわけです。
たとえばデートの帰り道
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