超雑談力 

超雑談力】雑談に「おもしろい話」は不要。「ネタバレ技法」で、ハードルを下げよ。

“雑談”は、普通の会話とは、まったく違います。
だから、盛り上がらない。気詰まり。疲れる。 でも、ちょっとしたコツで、雑談は飛躍的にうまくなります。初対面の人とも、2、3回目の人とも、上司とも、取引先とも、ラクに話せる。信頼関係が築ける。 超カンタンなコツをマスターして、一生モノの「雑談力」を身につけましょう。
人気カウンセラー・五百田達成さんの『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』をcakesで特別連載!

雑談の目的は、関係構築。どんな話題でもいいから、とにかく会話のラリーを続けるのがキモです。

でも、うまいオチや、納得のいく結論を求める人は多いものです。そういう人たち相手に話すときには、ちょっとした工夫が必要になります。

自分が話す順番が回ってきた、エピソードは思いついた、でも、オチは見えない。そんなときは、どうすればいいのでしょうか。


ゴールが見つかってから話そうと思っていると、なかなか話を始めることができず、そのうち、場が盛り下がってしまいます。

かといって、見切り発車で話を始めてしまうとあとが苦しくなります。途中でオチが見つかれば……という願いもむなしく、話はあっちへうろうろ、こっちへうろうろ。

実は、こうした事態は簡単に避けられます。話の最初に、こう宣言すればいいだけ。

「全然オチのない話なんですけど、いいですか?」

不思議なもので、こう聞かれて「オチがない話ならやめてください」と答える人はいません。たいていは「どうぞどうぞ」と笑いながら歓迎してくれ、しかもオチがなかったとしても「やっぱりオチがなかったですね」とにこやかに受け入れてくれます。

話すほうも宣言してしまうことで、リラックスしていますから、話はスムーズに進み、結果的に周りの人が着地点を見つけてくれることもあります。

「超どうでもいい話なんですけど」

「くだらない話、していいですか?」

も同様の効果があります。


◆「ネタバレ技法」で相手を安心させる

この「話の結末を先に言ってしまう」、いわゆる「ネタバレ」の話術は、さまざまな雑談シーンで応用が利きます。


たとえば、

「うちの会社で本当にあった、人事にまつわる怖い話していいですか?」

「実家で飼ってる犬がほんとにバカだっていう話なんですけど」

といった具合です。

相手からすると、何の話かわからない状態で聞かされるよりも、結末が見えているだけ気がラク。笑っていいのか、心配すべきなのか、どう転ぶかわからない話を聞くのはストレスがかかります。しかし、ある程度心の準備をしながら聞く場合には、気持ちにゆとりも生まれるので、多少すべっても温かく見守ってくれるのです。


逆に、避けたほうがいいのは、

「ちょっとおもしろい話があって」

「このあいだ、爆笑したエピソードなんですけど」

などの話題。話し始める前から、ハードルが上がってしまいます。


◆◆ポイント◆◆

どういう話かを先に言ってしまえば、相手も自分も安心する


著書累計70万部、テレビ・ラジオで活躍する“雑談の達人”が教える、 「雑談力」の決定版!

超雑談力

五百田 達成
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2019-12-22

この連載について

超雑談力 

五百田達成

“雑談”は、普通の会話とは、まったく違います。 だから、盛り上がらない。気詰まり。疲れる。 でも、ちょっとしたコツで、雑談は飛躍的にうまくなります。初対面の人とも、2、3回目の人とも、上司とも、取引先とも、ラクに話...もっと読む

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restart20141201 オチも面白味もタメにもならない話を聞かされる側への配慮が一切無いのか? ただの、黙ると死ぬ病か? https://t.co/h0eotNWa4N 11ヶ月前 replyretweetfavorite

restart20141201 つまらん話は 自分から断るはず https://t.co/h0eotNWa4N 11ヶ月前 replyretweetfavorite