週刊ダイヤモンド
カリスマ経営者たちの思考法 #1 孫正義
【哲学で読み解く「頭の中身」】
カリスマ経営者たちの思考はいったいどのようなものなのか。本誌等に掲載されたインタビュー記事を基に、議論の方法やその論理に焦点を当てながら分析していこう。
「大ぼら吹き」となって
派手な未来を語る理由
ソフトバンクグループの創設者であり、代表取締役会長兼社長を務める孫正義氏は、これまで多くの独創的なビジネスプランを提示し、壮大な会社の成長戦略を描いてきた。こうした彼の姿勢は「大ぼら吹き」と呼ばれ、自身もこの愛称を気に入っているようである。
孫氏が「大ぼら吹き」とされる理由は、彼が示すビジョンが理解困難であるだけではなく、それを実現する具体的なプランが他者には想像できないからである。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
「物事の本質は何か?」「人間とは何か?」「正しいとは何か?」──。そんな答えの見えない難問に、人は2500年にわたって挑んできた。この間、連綿と培われてきた哲人たちの洞察や思考スキルが、ビジネスや仕事に使えないはずがない。先の見えない...もっと読む
著者プロフィール
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