達成感が得られないと
チャレンジ自体に嫌気がさすことも
子どもの自己肯定感を下げる要因のひとつに、「高すぎる目標設定」があります。
目標を立てることは大切です。どこに向かっているかを見失わずに、努力し続けることができるからです。
一方で、私たちの多くが「高い目標を立てすぎている」と私は考えています。最終的に高いゴールを目指すのは悪いことではないのですが、「親子で無理な目標を立てたものの、達成できなかった」といった経験ばかりが積み重なると、ただただ子どもの自己肯定感が下がってしまう原因にもなります。
そうしたとき、経験の少ない子どものほうが、より失望感を味わうこともあるでしょう。さらに良くないことに「うまくいかなかった」「努力したのに報われなかった」という経験が続くと「目標」はしょせん「達成できないレベルに設定する絵空事」である、というマインドセットになってしまいます。
では、どうすればいいのか。
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