超感覚──異常ではなく超敏感だから感じとれてしまう

「すぐにびっくりする」「うるさい場所を嫌がる」…。5人に1人といわれる敏感気質(HSP/HSC)のさまざまな特徴や傾向を解説。HSCの子を育てる親向けに、「敏感である」を才能として活かす方法を紹介します。『子どもの敏感さに困ったら読む本』をcakesで特別連載!(毎週木曜更新)

超感覚──異常ではなく超敏感だから感じとれてしまう

 記憶というのは、感覚を伴うと鮮明に残っていくものです。
 HSCは小さいときのことをよく覚えている人が多いです。感覚が深いので、記憶も鮮明なのでしょう。生まれるとき、生まれたあと、小さいときのことを、ずっと覚えている、そんな記憶を持つ人もいます。
 私は、感覚には「超五感」があると考えています。聴覚に対して「超聴覚」というのがある。普通の人が聞こえないものも聞こえる人がいます。「超視覚」があって、一般には見えないものが見える人もいます。味覚も、嗅覚も、触覚もそうで人一倍感覚が研ぎ澄まされている五感を超えた感覚というものがあります。
「幻聴」とか、「幻視」といわれてしまったりするものが、超聴覚だったり、超視覚だったりするわけです。異常なのではなく、感覚が鋭いだけなのです。
 敏感な人たちは、そのような感覚を持っていることが少なくありません。
 あまりこういうことを言うと、「医者のくせに非科学的だ」と𠮟られてしまいます。けれども、科学で説明できることなんて、まだまだ少ないのです。説明のつかないことが世の中にはたくさんあります。そういう「事実」を私は受け入れたいと思っているわけです。
 超感覚には他にも、マインズ・アイ、共感覚(シネステジア)、サヴァン症候群などがあります。これらの能力については第5章でまた触れますが、ここでは簡単にご紹介しておきましょう。

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子どもの敏感さに困ったら

長沼 睦雄

「すぐにびっくりする」「うるさい場所を嫌がる」…。5人に1人といわれる敏感気質(HSP/HSC)のさまざまな特徴や傾向を解説。HSCを育てる親に向けて、「敏感である」を才能として活かす方法を紹介します。『子どもの敏感さに困ったら読む本...もっと読む

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コメント

bumi_y サヴァン症候群で思い出した。池田さん元気にしてるかな。誕生日言ったらすぐ曜日教えてくれた。→ 10ヶ月前 replyretweetfavorite