こんにちは。
突然ですが皆さんは、正義と親切だったら、どっちを選びますか?
今日はそんなお話です。
アメリカの小説「Wonder」は、いじめをテーマにした少々重いお話です。映画(邦題名「ワンダー 君は太陽」)にもなったので、ご覧になった方も多いかも。
主人公のAugustは生まれつきの遺伝子疾患により顔に障害のある男の子。
そのため、 どこへ行っても人々の視線にさらされます。
母親がずっと家庭で教育してきたのですが、5年生で私立学校に行くことに。
周りの子供達は見た目が異なるAugustを怖がります。
「さわると病気がうつる」という「ゲーム」を始めたり、彼のとなりに座りたがらなかったり。
そのたびに、 Augustは傷つきます。
「いじめてやろう」と思わなくても、いじめって始まります。
アメリカでも同じなのだな、と思わされる本です。
さて、そこに紹介されるprecept(教訓)に、こんな一節が出てきます。
When given the choice between being right or being kind, choose kind.
「正しいことをするか親切なことをするか迷ったら、親切にしよう」
さて、マレーシアにいると、「正しいことより親切なことをしている」人としょっちゅう遭遇します。いやむしろ「正しいことより、楽しいことをしよう」って人が多いかな。
以前も書いたけれど、マレーシアでは正義というものが曖昧です。そこで、他人は他人で放っておく人が多いのですが、「楽しくしよう」「面白くしよう」って人はいつもいます。
「正しいこと」に拘らない学校
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