桃山商事の恋バカ日誌

情があるから別れられない」の「情」って何?

「失恋ホスト」として数々の恋愛相談を受けてきた恋バナ収集ユニット「桃山商事」の3人が、さまざまな角度から恋バナ談義を繰り広げるこの連載。「別れない理由」第4回となる今回は、別れられない理由によく挙げられる「情」についてです。そもそも「情」にはどのようなニュアンスが含まれているのでしょうか? 

情はベーシックインカム!?

【登場人物】

清田隆之
桃山商事・代表
1980年生まれの文筆業

森田雄飛
桃山商事・専務
同じく1980年生まれの会社員

ワッコ
桃山商事・係長
1987年生まれの会社員

清田 桃山商事の恋バナ連載、今月は「別れない理由」について語っています。

森田 前回は、ワッコが浮気彼氏と別れなかった理由について語ってもらいました。

ワッコ 収穫問題とか孤独死とかいろんな理由が見つかりましたね。

森田 ワッコはその彼の浮気が発覚したあともしばらく付き合ってたんだよね? 長く付き合っていると「別れない理由」としてを挙げる人は結構多いと思うんだけど、それはなかったの?

ワッコ 情かぁ……。わたし自身は情っていうのがあまりピンとこないんですけど、確かによく聞きますよね。

森田 ニコ生番組で「別れない理由」をテーマに取り上げた時は、情の話ですごく盛り上がったしね。

清田 ある女性は、「5年付き合っている彼氏は家族のような存在になり、ときめきがなくなった」と言っていた。一緒にいて安心はするけど、楽しくない時が増えたし、セックスレスにもなってるみたい。でも、相手に大切にされているのも感じるし、情があるから別れられないらしい。

森田 彼女自身が納得していないなら、その関係性はつらいだろうね……。なんとなく、情とときめきは対になりがちな印象がある。

清田 ただ、情は漠然としたものなのだけど、ときめきはパッションだから自分でもハッキリ自覚できる感情だよね。

森田 パッションが欲しくて浮気をする人もいるわけだけど。

清田 パッションは外注するっていう構図ね。

ワッコ 情はベーシックインカムみたいな……それはそれで確保しつつ、追加でカンフルを入れていく。都合よすぎだろってムカつきますが。

森田 「情はあるけど、新しい恋のときめきには簡単に負ける」と言っている人もいた。天秤にかけると、強い感情の方が重くなることも多そう。

清田 情のベースにあるのは、愛着や慣れ、あるいは相手と共有している感覚だよね。あと、別れを考えた途端に湧き出てくる感傷的な気持ちも情の一種だと思う。

森田 なるほど。

清田 例えば全然着なくなった服も、いざ捨てるとなると「あの時期に結構、着てたしなー」という気持ちが湧いてくる、みたいな。それは自然なことだなと思うんだけど。

ワッコ あー……なんかそれ、すごくイメージできます。でも自分が大事にしている記憶を手放したくないから別れたくないというのが本音だったとしても、情っていう言い方には、「別れたら向こうに悪い」みたいなニュアンスがありませんか?

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桃山商事の恋バカ日誌

森田雄飛(桃山商事) /清田隆之(桃山商事) /ワッコ(桃山商事)

2001年の結成以来、「失恋ホスト」として1000人以上の男女から恋のお悩みやエピソードを聞き続けてきた恋バナ収集ユニット「桃山商事」がお届けする、新感覚の恋バナ談義。普段ほとんど語れることのない恋愛の様々なテーマを毎回ひとつ取り上げ...もっと読む

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