CEOが本誌だけに明かした 買収するならこんな企業

ネットフリックスは過去、一度も企業買収を行っていない。そこでリード・ヘイスティングスCEOに買収戦略について直撃。すると、興味を示したのは日本のコンテンツ企業だった。

 「この企業はどう? この業界は?」。リード・ヘイスティングスCEOへの独占インタビューの最中、本誌記者はネットフリックスが買収したら競争力向上につながると考えた企業を独断と偏見で選び、買収の可能性について聞いた。8業界24社のリストを示し、1社ずつヘイスティングスCEOの反応を観察した。

 成長戦略にM&A(企業の合併・買収)を活用することは今や常識。米グーグルや米フェイスブック、米アマゾンは大型買収を繰り返し、成長の足掛かりにしている。だが、ネットフリックスは創業以来、買収した企業はゼロ。そんなストイックさが奇異に映ったからだ。

 全リストは紙幅の都合上省くが、一部を下図に示した。日本企業も含まれる。

 苦笑いしながらリストをのぞき込むヘイスティングスCEO。だが、「創業してから一度も買収はしていないし、これからもしないよ。ユーザーの満足のためにコンテンツをそろえることと、サービスの改善にしかおカネは使わない」と一蹴された。

 それじゃあ記事にならないし、せっかくインタビュー時間をもらったのにつまらない。しつこく食い下がってみると、慎重に言葉を選びながら反応を示し始めた。

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週刊ダイヤモンド 2019年4/20号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-04-15

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メディア王──。コンテンツを届ける産業には、時代ごとに“勝者”が存在する。彼らは人々の日常生活に入り込み、ライフスタイルを変え、世論を動かす。その圧倒的な影響力の源泉は何か。本誌は新旧二つのメディア王に焦点を絞った。読売新聞グループと...もっと読む

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