共通点⑤】敵を遠ざけ力を維持する「非情な人事」

政財界の勢力争いを探るのが仕事でもある記者は、無類の「人事好き」が多いといわれる。

 勢力争いを制する者は、必ず人事力を駆使する。そんな鉄則が身に染みているからか、ナベツネは自らの足場を固めるために、人事を常に意識していたといわれる。

 『渡邉恒雄 メディアと権力』(魚住昭著、講談社文庫)によれば、務台光雄元社長から受け継いだ絶対権力を維持するために、マキアヴェリの『君主論』第十七章についてよく言及したという。

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週刊ダイヤモンド 2019年4/20号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-04-15

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NETFLIXとナベツネとコンテンツの未来

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メディア王──。コンテンツを届ける産業には、時代ごとに“勝者”が存在する。彼らは人々の日常生活に入り込み、ライフスタイルを変え、世論を動かす。その圧倒的な影響力の源泉は何か。本誌は新旧二つのメディア王に焦点を絞った。読売新聞グループと...もっと読む

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