犬は吠える、がキャラバンは進む

SNSの普及によって、昔では考えられなかった「知らない誰かから突然批判される」ということが起こるようになりました。それが的を射たものであれば納得がいきますが、いまSNSにうずまく批判はそれだけではないようで。知らない人からの批判をどう捉えているのか、林伸次さんが解説します。

作品を批判ばかりしているのはこういう人たち

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

cakesの姉妹サイトで僕も使っているnoteの月間アクティブユーザーが、2000万人になったそうです。あのFacebookが2600万人だそうで、そこまでもう少しってところでしょうか。

僕、決してこの運営会社の人に言われたわけではないのですが、「note書いたら良いのに」って色んな人に勧めているんですね。実際周りにnoteで色んなことが始まった人がたくさんいるので、ついつい「こんな風に書いてみたら」なんて言ってしまいます。

そしたら先日、「でも、何か書いて批判されるのが嫌なんですよね」って言われました。そうですか。批判、やっぱり怖いですよね。僕も怖いです。今回はネットの批判の話を書こうと思います。

僕が一番最初にネットで批判されたのは、10年以上も前のブログが流行りだした頃のことでした。当時は週に1回、音楽のことやお店のことを書いていたのですが、ある日コメント欄に「内容は良いんだけど、句読点が多すぎる」って書かれたんです。なんだそれくらいか、と思った人はネットに批判が溢れて過ぎて麻痺してると思います。僕は生まれて初めて知らない人から批判されてショックでした。本当にムカムカして、もうPCを開けるのも嫌なくらいでした。

でも、コメント欄で僕の友人が擁護をしてくれて、かなり気持ちは落ち着きました。今でもあの「援護射撃」のことはずっと覚えていて、インターネットで知人や友人が叩かれていると、できるだけ「援護射撃しよう」と心に決めています。

それから、おかげさまで色んな媒体で文章を書いているのですが、やっぱり批判は来ます。もちろん真っ当な批判もあるのですが、多いのは「ああ、ちゃんと読んでないな」とか「これはすごく文章を誤解しているな」みたいなものや、「なんとかして文句をつけてやろう」とあら探しをしてくる人もいます。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

tomshirai 犬にならないように気を付けなきゃ。 約2ヶ月前 replyretweetfavorite

kenihare 作品に対しての批判について。ほんとにそう。自分が創作の苦労を知ってたら批判なんてできない。 約2ヶ月前 replyretweetfavorite

kawac この諺、好き。 - 約2ヶ月前 replyretweetfavorite

sora0513 ‘犬は吠えるかもしれないですが、あなたはどんどん前に進んでいきます。’ https://t.co/fvgGsMlZpg 約2ヶ月前 replyretweetfavorite