ギャップにドキッとする、普段着の破壊力

「モテる文体とはなにか?」を徹底的に分析する連載です。今回は、小説家・村田喜代子さんの文章が持つ、圧倒的な“展開力”について解説します。書評ライター・三宅香帆さんの著書『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』から特別収録。



村田喜代子の展開力
なんだなんだ、なんか雲行きが怪しくなってきたぞ。


書きたいテーマはある。
でも、どういう話から始めればいいのか困った。
そんなときないですか?

人前に立たされたり、初対面の人がいれば、その場しのぎでなにかしゃべり出すのでしょうけれど、
「なんか書き出す」場合は、目の前に相手がいないので、考えはじめたらキリがない。
あっという間に日が暮れてしまいます。
いくら考えても、いい書き出しが見つからないときはどうするか。
そんなときおすすめなのが、
「ごく日常的な習慣」から書き出すことです。
毎朝、必ず梅干しを食べている。通勤時間にはKーPOPを聴いている。
休日の朝にはB級ホラーを鑑賞している。心が疲れた時は激辛料理を食べることにしている(それは私)などなど。

なんでもいい。べつに「一風変わった習慣」じゃなくてもいいんですよ。

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文芸オタク女子の バズる文章教室

三宅香帆

こんな書き方もありだったのか! 文芸オタク女子が暴露する、「モテる文章の秘密」がいっぱい。文章を書くという行為が、今よりもっと面白くなるはずです。

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