​お店側は正直に言えない本当に嬉しい開店祝い

お店の開店や会社の独立など、花を送るようなお祝い事というのがありますが、そんな時あなたはどうしていますか? 今回は林伸次さんが、bar bossaの経営者という視点から、して欲しいお祝いして欲しくないお祝いを赤裸々にお教えします。ぜひご参考に。

開店祝いで本当に喜ばれるのは……

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

日本には飲食店が150万件くらいあるそうです。10年続くのは1割、なんてことをよく言われますが、それくらい新しいお店が毎日のように開店しているようです。恐らく読者の方のまわりでも、知人や友人が独立して、お店を開店したり、ブランドを立ち上げたり、本やCDのような作品を発表した方がいらっしゃると思います。今回は飲食店側の視点から、そういう人にどうお祝いしてあげると一番喜ばれるのか、経験者を代表して書いてみます。

まず、開店祝いなのですが、ほんとお店はお花でいっぱいになるんです。お花、すごく嬉しいです。華やかだし、近所の人たちも「お、あそこ、新規開店だ」って気づいてくれるサインになるので助かります。でも、すごくたくさん花が集まる人ならきっと、「別のお祝い」が嬉しいと思います。

正直に言いますと、皆さんお金が一番嬉しいと思います。例えば、「元同僚一同」とか「学生時代の友人一同」とかで2万円くらいの花束を送るのってよくありますが、それを「現金で包んでくれたら……」と感じたことがある人は少なくないと思います。

「現金」ってちょっとあまりにも、そんな関係じゃないし、という場合は、暇そうな日をねらって予約を入れ、友達を連れて行ってたくさん食べたり飲んだりして、とにかくお金を使うっていうのが喜ばれます。

手ぶらで行くのはどうしても、という方は「普段飲めないような高いお酒」が喜ばれます。「店が終わったらスタッフとこれで乾杯して」って言って、高いシャンパーニュとか、そのオーナーの生まれ年のヴィンテージポートなどが喜ばれます(ヴィンテージポートは1970年代のものでも1万円以内で買えます)。もちろん、そのお酒をあなたがその場で飲むのはやめてください。それだと持ち込みになって、逆にお店に迷惑です。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

Shimachan725 お店側は正直に言えない本当に嬉しい開店祝い|林伸次 @bar_bossa | 24日前 replyretweetfavorite

VASO258 あそこへ買いに行かないとなー▶︎▶︎お店側は正直に言えない本当に嬉しい開店祝い|林伸次 @bar_bossa | 24日前 replyretweetfavorite

t_take_uchi お店側は正直に言えない本当に嬉しい開店祝い|林伸次 @bar_bossa | 24日前 replyretweetfavorite

yoshi2013 わたしも反省しきりです…😓 お店側は正直に言えない本当に嬉しい開店祝い| 25日前 replyretweetfavorite