日本では数年前から介護労働者が足りないので、外国人介護士を入れるべきだ、いや入れるべきではないという議論がありますが、こういう「入れるか入れないか」という議論が熱くなっている点で、外国出稼ぎ労働者はなんだかんだ言ってまだまだ目新しいものなんだなあという気がいたします。
日本では80年代のバブルのころに製造業などに外国人労働者が入り始めました。今の大学生ぐらいの方は知らないかもしれませんが、当時は人手が足りなかったんですね。さまざまな産業で。そこで足りない人をどうにかするために、ブラジルから日系人の人に来てもらったり、アジアから人に来てもらっていました。景気が良かったから日本人を雇うのさえ大変だったんです。
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