クレーマー撃退法

第1回】日本の低生産性の真犯人はクレーマーだった!

クレームには、正当(ホワイト)な要求と悪質(ブラック)な要求、中間のグレーな要求の3種類がある。正当な要求には耳を傾けるべきだが、理不尽な要求は現場を追い詰め、職場をかき乱し、生産性を低下させる害悪でしかない。そんな要求は断固撃退すべきだ。

 「おたくで買ったタイヤチェーンのサイズが合わなくて装着できない。いまからすぐにスキー場まで代替品を持ってこい!」

 理不尽な要求だと分かってはいても、客のあまりのけんまくに屈し、カー用品店の店員はスキー場までチェーンを届けた。するととんでもない言葉が飛び出す。「チェーンが届くまでの時間が無駄になった。その時間料を払え」──。

 モンスターは客だけではない。職場にもいる。

 「まだそんなことやってるの? 日が暮れちゃうよ。この程度のことならできると思ったのに、あなたに任せたのが間違いだった」

 中堅企業で働く20代の女性は、先輩で40代の女性社員に目を付けられていた。嫌みを言われるのは日常茶飯事で、誰かと話をしていると「ちょっといま何話してたの!」と詮索される。

 忙しいときにこちらから話し掛けると、「空気読んでよね! それどころじゃないの。見て分からないの? バカじゃない!」などと暴言を吐く。何をやってもキレる、まさにモンスターだ。

 いま世の中には、このようなモンスター化したクレーマーや社員が急増している。

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週刊ダイヤモンド 2019年2/16号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-02-09

この連載について

クレーマー撃退法

週刊ダイヤモンド

店員に土下座を強要する、同僚に暴言を吐く、SNSに悪評を書き込む。そんなモンスタークレーマーが急増している。理不尽な要求を突き付けられ、精神的に参ってしまう人も少なくない。人手不足に悩む企業にとって、モンスタークレーマーは生産性を低下...もっと読む

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