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幡野さんより多分先に逝く末期がんです。半年前に余命宣告されました。 まだ動けますがそれでも身体が弱っていってきているのを自覚しています。
主人は現状に納得していません。治験サイトや新薬を調べ、医者に確認し、5つのセカンドオピニオンを受けました。主人が納得するならと一緒に受けましたが、その度に現実を確認することになり、正直悲しくてなりません。
介護保険や緩和ケア終末期の話をすると諦めているのかと怒ります。 なので一人で病院を探し手続きを取りました。沈静の話などすると怒り狂うと思います。変な民間療法を持ってこないだけましですが。
とても仲が良い夫婦だったので、受け入れられないのは解りますが、次のセカンドオピニオン候補を探す主人を見ていると、もしかして私はいじめられているのではないのかと思うこともあります。
残った時間、私は主人にどう接していけば良いのかわかりません。
(ばってんが荒川 女性)
セカンドオピニオンって5回行けば、フィフスオピニオンになるんじゃないかな。
6回目はシックススゥオピニオンです、舌を噛んで発音する日本人には苦手なあれです。10回目のオピニオンまではスゥの発音がしにくいけど、11回目にはイレブンオピニオンになるから発音はしやすくなります。
でもそのころにはあなたの心は折れているでしょうね、きっと舌も痛くなってます。ぼくもセカンドオピニオンはうけましたが、あくまでファーストオピニンオンの見立てや治療方針が第三者の医師からみて適切かどうか意見を聞くためです。
あなたの旦那さんは事実に納得していなくて、自分にとって都合のいい、耳ざわりのいいことをいってくれる医者を探しているんでしょうが、その度に現実をつけつけられるあなたの心情を考えると、本当に胸が痛くなります。
旦那さんは「うちなら治せますよ。」という言葉を探し周っているのでしょうが、いずれ治療効果のないインチキ医療に引っかかる典型的なパターンだとおもいます。
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