お店のはじめ方

バーにまつわる様々な人間模様をお届けしてきた本連載ですが、今回はちょっと趣向を変えて、お店の経営についてのお話です。飲食店を始めるのって結構大変なのでは……と思われがちですが、実際はそうでもないようです。このコラムを読んで、あなたも素敵なバーを始めてみませんか?

お店を用意するのにどれくらいかかるのか

いらっしゃいませ。

今日はいつもと趣向を変えて、「バーの始め方」の話をしましょう。

飲食店を始めるのって何千万円もかかったり、お酒を扱うのって何か特別な資格が必要だったりと、普通の方は考えてるようなんです。全くそんなことはありません。お店は誰でも始められますし、300万円くらいの資金で年収1千万円を超えることなんて普通によくある話です。

まず資格ですが「食品衛生責任者」というのがありまして、保健所に行って1回講習を受けたら誰でももらえます。「お酒を扱うのって風営法に関係あるんじゃないのかな?」という質問もたまに聞かれますが、あれは女性が隣に座って接客をする場合だけです。ビールやカクテルを出す分には法律は関係ありません。

多くの人が気にされるのが資金です。一般的にはあまり知られていないようなんですが、譲渡物件というのがあるんですね。以前はスナックだったり、居酒屋だったりした内装をそのまま居抜きで200万円で、という物件があるんです。そういうのって、以前のお店はお客さまが入らなかったから潰れたわけなので、交渉すればその居抜きの物件代が50万円とか、あるいは無料なんて場合もあるんです。そういう物件を見つけて、後は友人と壁を塗り直したり、テーブルを作ったりして開店すれば300万円以下でお店は始められます。

そうでない場合は普通はこのくらい開店費用がかかります。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

shunta071 めっちゃ参考になった! --- 約5年前 replyretweetfavorite

raf00 すごくおもしろい! 約5年前 replyretweetfavorite

sadaaki 渋谷のバーBar Bossaの店主・林さんの連載は、 約5年前 replyretweetfavorite

bar_bossa 今回は趣向を変えて「 約5年前 replyretweetfavorite