ドタキャンされるメリットはこれだ!

人間にとって『居場所が無い』という痛みは非常に苦しく、時に、犯罪をしてでも、それを取り去ろうとする人もいます。例えば、英語も話せず、正規の仕事につけず、仲間もいないアメリカの若者は、ためらいつつも、『自分の居場所』を提供してくれるからマフィアに入る事も多いと言われています。『自分の居場所はどこにある?』は、放置すると恐ろしい『居場所の無い痛みの解消』について、深く考える連載です。

オフ会で昔の友達と出会う

今はSNSのアルゴリズムが「あなたの知り合いかも?」と旧友をおススメしてくれるので、頻繁に連絡は取っていなくても、なんとなくつながっている人が多いことと思います。ですから、既存の友達に声をかけることに抵抗がなくなったら、そのような「つながっているだけの友人」にもどんどん声をかけていきましょう。その際にも先ほど紹介した5つの要素の「行動量」を増やすことが重要です。

具体的には、彼らのSNSの投稿に積極的に反応を示せば、あっという間に関係性が復活したり、構築されます。そして「同窓会をやろう」というような話が出てくることもあるでしょう。

ただし、SNSで昔の友達との強固な居場所を見つけたいと思った場合には、大きな注意点が1つあります。それは多くの場合は、思ったようにはうまくいかないということです。その理由は、多くの人が過去の友人と集うときには、過去を懐かしむような関係を構築しようとするからです。

たとえば、『◯◯高校◯◯年卒業生グループ』として、積極的に飲み会などを開催しようとする人がいます。もちろん、1年に一度ぐらいであれば、懐かしさもあって参加する人もそれなりにいますが、頻繁に開催するのは難しいことです。

やはり、日々を忙しく送っていると、よほど人と会うことに飢えていたり、時間に余裕がない限りは、このような「過去を向いている集まり」には興味が持てない人が多いからです。ですから、「卒業周年記念」など、明確に集まる理由があったり、学生時代に一度も話したことがなかった人と初めて話したというようなポジティブな要素がない限り、同窓会に対する興味が失われるのは普通のことです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

『居場所の無い』痛みは、コミュニケーションで解消!

この連載について

初回を読む
自分の居場所はどこにある?

渡辺龍太

人は居場所が無いと、とにかくツラい。人によっては、ホストクラブに大金を貢いだり、犯罪に手を染めたり、あるいは、自殺する人もいる。その痛みを解消するために、参考になるのが『即興演劇論』だ。即興演劇の世界では、役者は台本も無いのに舞台に立...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません