友達が少ない人は、友人ハードルが異常に高い

人間にとって『居場所が無い』という痛みは非常に苦しく、時に、犯罪をしてでも、それを取り去ろうとする人もいます。例えば、英語も話せず、正規の仕事につけず、仲間もいないアメリカの若者は、ためらいつつも、『自分の居場所』を提供してくれるからマフィアに入る事も多いと言われています。『自分の居場所はどこにある?』は、放置すると恐ろしい『居場所の無い痛みの解消』について、深く考える連載です。

古くからの友達と仲良くする

SNSを通じて、昔からの友達とつながっているという人は多いはずです。とはいえ、そこに居場所がないと感じている人もいるのではないでしょうか。その原因は単純で、リアルな人間関係であれば、どうやって交流するかがわかっても、インターネット経由だと、どうしたらよいかがわからなくなってしまうからです。

本書の最初で、居場所がないという感覚は、「集団の中で、自分の役割がわからなくなり、とるべき行動が思いつかない状態」であると述べました。つまり、SNSやネットで居場所がないと感じる人は、『役割』の認識と「行動量」が足りていないことが考えられます(『役割』の見つけ方については1章ですでにお伝えしました)。では、どのような行動をすべきなのかを考えるために、まずは既存の友人との人間関係を考えてみましょう。

あなたが感じているようなことは、多くの人が同じように感じています。ですから、「友達は忙しそうだし、私に対して何のアクションも起こしてくれない」というのは、友達にとっても同じです。あなたがそれをただ黙っているように、あなたの友達も同様に黙っています。

なんとなく古くからの友達とつながっているけど、その場に居場所がないと思うのなら、まずは自分の行動量を増やさなければなりません。つまり漫然と悩んでいるのではなく、自分から声をかけることです。

ちなみに、必要なのは「行動力」ではなく、「行動量」であることが注意です。特別な力が必要なのではなく、実際に動くかどうかということです。ちなみにインプロでも即興演技が上手な人は、目の前の状況において最善の状態でいるために、常に行動量を増やすことを大切にしています。

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『居場所の無い』痛みは、コミュニケーションで解消!

この連載について

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自分の居場所はどこにある?

渡辺龍太

人は居場所が無いと、とにかくツラい。人によっては、ホストクラブに大金を貢いだり、犯罪に手を染めたり、あるいは、自殺する人もいる。その痛みを解消するために、参考になるのが『即興演劇論』だ。即興演劇の世界では、役者は台本も無いのに舞台に立...もっと読む

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