わかる日本書紀

水が湧き出たので水島!火が燃えてたから火国!【第十二代⑥】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した『わかる日本書紀① 神々と英雄の時代』から、日本の正史を学ぶ連載。

【前回の流れをおさらい

景行天皇、熊襲(くまそ)を討ち、九州を巡幸②

十一日、天皇は海路から葦北(あしきた)※1の小島(こしま)に泊まって、食事をしました。そのとき、山部阿弭古(やまべのあびこ)※2の祖・オヒダリ(小左)を召して冷たい水を献上するように言いました。しかし、島の中には水がありませんでした。

オヒダリは途方に暮れて天を仰ぎ天神地祇(あまつかみくにつかみ)に祈ると、たちまち、清水が崖のほとりから湧き出しました。それを汲んで差し上げました。それでその島を名付けて水島(みずしま)※3というのです。その泉は今も水島の崖にあります。

五月一日、葦北(あしきた)から船出して、火国(ひのくに)に到着しました。ここで日が暮れました。闇夜で岸に着けることができませんでした。

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日本のはじまりを知る一冊。

マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀1 神々と英雄の時代

村上 ナッツ,村田 右富実,つだ ゆみ
西日本出版社
2018-12-18

この連載について

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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