この道30年の面接のプロを困惑させた「はじめての就活面接」
わたしの生まれてはじめての就活面接は、もう時効だと思いますので書きますが、大阪府の教員採用試験でした。
面接官はこの道30年というプロ中のプロ。その方とわたしのやり取りはいつのまにか白熱してしまい、15分の面接が1時間以上伸びまして、まるで尋問のようなキビシイ取り調べになったのですが、わたしは耐え抜きました。いや、なんのため?
最後に尋問官、ではなく面接官が叫びました。
「わたしは面接官を30年やってきた。どんな学生も見抜けるという自信があった。しかし、きみという人間がわからない! まったくわからない!」
これがわたしの生まれてはじめての就活面接でした……。もちろん落ちましたとも!
面接中に明らかに空気が変わった瞬間がありましたので、面接官は、そのとき「落とす」と決めたのだと思います。わたしは、こんな面接になるとは想像もしてなかったので混乱しましたが、面接官のほうも困惑なさってたと思います。
わたしのあとで受けた人たちは一時間以上待たされて、お疲れになったにちがいありません。本当に迷惑をかけてしまいました。
その悲惨な面接後、わたしは急速に正しい面接の受け答えを学びまして、無事に面接に通るようになりました。
就活のルールを心得ておくのは、とても大事ですね……。
こんな失敗をする人が他にもいるとは思えませんが、本命の面接を受ける前は、何回かインターンシップや他社の面接を経験して、経験値をあげることをおすすめします。
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