AI時代に勝つ子・負ける子#5】読む力と書く力は表裏一体だ

20世紀型教育の延長線上では、AI時代に大量の失業者を生み出すおそれがある。
21〜22世紀を生き抜く子どものために、創造性や人間力を育む教育へ変わろうと、教育政策も試行錯誤している。

INTERVIEW
読む力と書く力は表裏一体だ

 20世紀型教育の延長線上では、AI時代に大量の失業者を生み出すおそれがある。

 21〜22世紀を生き抜く子どものために、創造性や人間力を育む教育へ変わろうと、教育政策も試行錯誤している。

 新しい価値は、物理や数学、哲学といった物事の原理原則を理解したうえで、抽象度の高い概念と具体的な事象とを行き来する想像力から生まれる。その能力の基礎には「読解力」がある。

 読解力の育成は一連の教育改革で中核に据えた。センター試験や私立大学の2次試験でマークシート方式が増える中、この40年間は物事の原理原則を学ぶという教育の基本から乖離していた。

 日本の産業界が、既存の事業の改善は得意な反面、非連続なイノベーションを生み出す力に乏しいのは、今までのこうした教育にも一因がある。

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