さっぱりした甘さとひんやり感が心地いい、江戸時代生まれのスイーツ

65回目のテーマは見た目も食感も涼しい『こおり豆腐』。豆腐を寒天で包む、江戸時代に考案された料理です。現代では冷蔵庫で冷やして黒蜜をかけ、デザートとして楽しみます。通常より寒天の量を減らすことで口に入れるとすっと溶け、上品な味わいを楽しめます。

玲瓏(こおり)豆腐は江戸時代の料理本『豆腐百珍』にも掲載されている有名な料理です。当時は酒のつまみとして辛子醤油で食べていましたが、現代では黒蜜をかけて甘味として楽しむのがオススメ。氷が貴重だった江戸時代、氷に見立てた寒天で豆腐を包むことで、見た目から涼をとっていたのでしょう。

今回、覚えるべきは寒天の使い方。さっぱりとした甘さとひんやりした感じが楽しい、古くて新しいデザートです。


玲瓏(こおり)豆腐 

材料(4人前)

絹ごし豆腐…1丁
粉寒天…2g →(Tips 1 粉寒天の使い方)
グラニュー糖…40g
水…500cc
黒蜜…適量

1.豆腐は四角に切り出し、流し缶かバットなどの四角い容器に並べる(よく洗った牛乳パックなどでも可)。豆腐をすこし切って、背を低くしたほうが収まりがいい。


2.粉寒天2gとグラニュー糖40gを混ぜ合わせ、水500ccに加えて溶かす。強火にかけて沸騰させたら弱火に落とし、30秒間煮た後、火から下ろす。粗熱がとれるまで放置するか、氷水などに当てて40℃まで冷まし、豆腐の入った1の容器に注ぐ。冷蔵庫で2時間、冷やし固める。(Tips 2 寒天に火を通す)

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食の博識、樋口直哉さん(Travelingfoodlab.)が、味噌汁、ハンバーグ、チャーハンなどの定番メニューを、家庭でいちばんおいしく作る方法を紹介します。どういう理由でおいしくなるのか、なぜこの工程が必要なのかを徹底的に紹介し、...もっと読む

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コメント

tomshirai こんなんあるんだ〜。 3ヶ月前 replyretweetfavorite

saydolin |「おいしい」をつくる料理の新常識|樋口直哉|cakes(ケイクス) これは美しいし美味しそう! https://t.co/lWPziphBT8 3ヶ月前 replyretweetfavorite

amnjrn 以前日本茶カフェでいただいたことのあるスイーツ😳🥄 家で作れるなんて...!! 3ヶ月前 replyretweetfavorite

nana_en_ 豆腐を寒天で固めるという衝撃。食べて見たい。 3ヶ月前 replyretweetfavorite