頑張ったアピールする相手には、「もっと頑張れ」とハッパをかける!

がんばったアピール、うざいですよね。一度や二度ならまだしも、何度もアピールされると、うんざり。そこでスパッといなす、かんたんテクニックをご紹介します。
人気カウンセラー・五百田達成さんの話題の書籍『「言い返す」技術』をcakesで特別連載!
事を荒立てずに、困った相手をスパッと黙らせる、完ぺき&超かんたんな「言い返し方」を伝授します。

「今日、外回り、すごくがんばったんですよ」──

「忙しいけど、君のために、がんばって時間取ったんだ」──

「家事も子育ても、がんばって手伝ってるじゃないか」──


「がんばってるアピール」がすごい人、いますよね。

 がんばってる、努力してる、気合い入れてる……。それは確かにすばらしいことですが、残念ながら、成果がともなっていないと、こっちとしては白けてしまいます。

 そこでつい「がんばればいいってもんじゃない!」となじってしまうのですが、するとこの人たちは、とたんにへそを曲げてしまう。「もっとがんばりを認めてほしい」「日ごろのがんばりを見てよ!」と。

 もちろん「よくがんばってるね」とほめればいいと頭ではわかっています。それでも、大したことでもないのにほめるのは、納得がいかない。「もっと違うやり方があるだろう」と思ってしまう。でも言えない。モヤモヤする……。

 相手も拗ねない、自分もイライラしない、うまい言い返し方はないのでしょうか?

◆「大変な自分」に酔っている人たち

がんばったアピールをする人は、自分に酔っている人です。

「がんばる」とは、麻薬のようなものです。

人は無気力に生きていると、精神的に病んでしまいます。逆に、なにかしら動き回っていると、それだけで気が紛れる。

 もちろん、結果的に人の役に立つこともあるでしょう。ですが、基本的に、この人たちは、自分のためにがんばっているのです。

 独りよがりで、自己満足でがんばっている。それが透けて見えるからこそ、こっちとしてはムカつくわけです。

 なにしろ、小さいころから「がんばることはすばらしい」と教わってきているので、がんばったあとのことには無関心。「結果が出ないのは運が悪いだけ」と、信じています。ですからこういう人の耳には、「がんばる」以外の言葉は響きません。


「もっと結果を出してほしい」

「もっとほめてよ。だってがんばってるんだよ!?」


「そのやり方は間違ってる、こういう風にやってほしい」

「日ごろのがんばりを見てないでしょう?」


 と、話は永遠にかみあいません。お互いのストレスは無限に続きます。

 では、いったい、どのように言い返せば、心を入れ替えて、もっと上手にやってくれるのでしょうか?

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「言い返す」技術

五百田達成
徳間書店
2019-05-25

この連載について

初回を読む
言い返す」技術

五百田達成

突然キレてくる人。怖いパワハラ。気持ち悪いセクハラ。顔を合わせれば悪口&陰口。 ――あなたのまわりにもいますよね、そんな困った人たち。 事を荒立てたくはないけど、言われっぱなしもイヤ。あっちに「すみません」と反省させ、こっちもスカッ...もっと読む

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コメント

tsuki_no_tsu まさに聞かされ役(›´Д`‹ ) あ、もっとがんばろうだ 3ヶ月前 replyretweetfavorite

rpg_hori 秀逸だ笑。> 3ヶ月前 replyretweetfavorite