HSC子育てアドバイス(12)感性を伸ばすためにはどんな習いごとがいいか

「すぐにびっくりする」「うるさい場所を嫌がる」…。5人に1人といわれる敏感気質(HSP/HSC)のさまざまな特徴や傾向を解説。HSCの子を育てる親向けに、「敏感である」を才能として活かす方法を紹介します。『子どもの敏感さに困ったら読む本』をcakesで特別連載!(毎週木曜更新)

あくまでも自主性を尊重することです

「敏感な子には、どんな習いごとや部活が向いていますか?」とよく質問されます。
 本人が自発的な意思で「やりたい」と言うのであれば、やらせてあげるのがいいと思い ますが、「苦手を克服してもらいたい」「成績を伸ばしてもらいたい」「親と同じ道へ進ん でもらいたい」といった親の思惑でやらせようとするのは、私はあまり賛成できません。
 敏感な子は、普通に生活しているだけでも刺激に圧倒され、気を遣いすぎて疲れやすい わけです。さらにたくさん刺激を浴びさせることよりは、ひとりで静かに過ごす時間、心 身を休める時間を確保してあげることのほうが大切でしょう。
 ただし、本人がやりたいと言うならば、意思を尊重してあげることです。
 私の知っている子に「ピアノをやってみたい」と言う子がいました。その子は聴覚過敏 があるため、お母さんは「音楽なんて無理でしょ」と言っていたのですが、いざ習いはじめてみたら、耳がいいこともあってどんどん上達した、という子がいます。
 このように、聴覚過敏でも受け身ではなく自分から楽しめるのなら問題ないわけです。 運動が苦手でも、単純なことを繰り返し練習して鍛えたことで身体的な動きに自信がつい た子もいます。能力を見限ることなく、子どものやりたいことを優先させてやらせてあげ てください。

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子どもの敏感さに困ったら

長沼 睦雄

「すぐにびっくりする」「うるさい場所を嫌がる」…。5人に1人といわれる敏感気質(HSP/HSC)のさまざまな特徴や傾向を解説。HSCを育てる親に向けて、「敏感である」を才能として活かす方法を紹介します。『子どもの敏感さに困ったら読む本...もっと読む

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